专利摘要:
パケット送信が無線の適応ハイブリッド自動再送要求送信システムで行われる。最大送信試行回数または無線送信システムの長期信号対雑音比の少なくとも一方に基づいて、パケットに対する最適割り当て速度が決定され、最大送信試行回数または無線送信システムの長期信号対雑音比の少なくとも一方に基づいて、最適直角位相振幅変調セットがパケットに対して決定され、決定された最適割り当て速度または決定された最適直角位相振幅変調セットの少なくとも一方に基づいて、パケットに関する情報が送信される。
公开号:JP2011515061A
申请号:JP2010550710
申请日:2009-01-26
公开日:2011-05-12
发明作者:グオセン ユエ、;シャオドング ワング、
申请人:エヌイーシー ラボラトリーズ アメリカ インクNEC Laboratories America, Inc.;
IPC主号:H04L1-00
专利说明:

[0001] 本出願は、2008年3月11日に出願された米国仮出願61/035,544号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。]
[0002] 本発明は、適応IR(incremental redundant)ハイブリッド自動再送要求(ARQ:automatic repeat request)方式に関し、特に適応IRハイブリッドARQ方式を用いる無線送信システムにおけるスループットの改善に関する。]
背景技術

[0003] 多くの無線通信システムでは通信用のチャネルが時間に依存して変化する。そのような時間に依存して変化するチャネルを利用しつつ高スループット及び高信頼性を同時に確保するには、ハイブリッドARQ方式のようなハイブリッド自動再送要求方式と共に、前方誤り訂正(FEC:forward error correction)符号を用いればよい。ハイブリッドARQを採用する受信機では、最初にFEC符号を用いてエラーを訂正し、エラーが残っているときは再送処理を起動する。シンプルなハイブリッドARQ方式は、受信機が先の送信信号を廃棄し、再送された信号についてのみ検出して復号する、タイプIハイブリッドARQである。この方式は、先に受信したパケットを廃棄するため、バッファサイズを節減できるが、スループットに関しては効率的な方法とは言い難い。]
[0004] データパケット方式では、チェイス合成(Chase combining)ハイブリッドARQ及びIRハイブリッドARQの2種類のハイブリッドARQ方式(例えば、タイプIIハイブリッドARQ)が広く注目されている。チェイス合成方式では、ARQ要求時に反復符号系列が受信機に送信される。受信機は、検出のための最大比合成(MRC)を用いて、受信した複数の符号化系列のコピーを合成する。タイプIIハイブリッドARQでは、追加パリティビットが各再送時に送信される。受信機では、受信した系列が1つの符号語に属しているため、該受信した系列の全てを用いて復号を行う。IRハイブリッドARQでは、ダイバーシティ利得に加えて、スループット性能が符号化利得によって改善される。チェイス合成方式及びIRハイブリッドARQ方式は、受信機における追加バッファ及び複雑性が、タイプIハイブリッドARQよりも大きなスループット利得を提供する。]
[0005] チェイス合成方式及びIRハイブリッドARQ方式は高いスループット性能を達成するため、無線システムで実際に採用されている。該2つの方式は、近年策定された無線標準にも含まれている。ハイブリッドARQは、同期ハイブリッドARQと非同期ハイブリッドARQとに分類できる。同期ハイブリッドARQでは、再送が既知の時刻に発生するように制限されている。非同期ハイブリッドARQでは、再送がいつ発生してもよい。非同期ハイブリッドARQでは、ARQプロセス数を示す付加シグナリングが必要である。]
[0006] ハイブリッドARQは、送信属性によって適応ハイブリッドARQと非適応ハイブリッドARQとにさらに分類できる。適応ハイブリッドARQでは、送信機は、変調方式、符号化率及び割り当て資源ブロック等を含む各種属性を再送毎に変更できる。非適応ハイブリッドARQでは、再送毎の変調方式、符号化率及び割り当て資源ブロックが元の送信と同一である。]
[0007] 現在、既存のソリューションでは、非適応ハイブリッドARQを考慮している。すなわち、各再送時におけるブロック長及び変調方式は、元の送信におけるそれと同一であると仮定されている。適応ハイブリッドARQについては、従来のソリューションでは、離散的直角位相振幅変調(QAM:Quadrature Amplitude Modulation)方式を用いることなく、バイナリ符号化方式のみを考慮している。]
[0008] したがって、適応IRハイブリッドARQ無線送信システムのスループットを向上させるための改善システム及び方法が要望されている。]
[0009] 本発明は、無線適応ハイブリッド自動再送要求送信システムにおけるパケット送信方法を提供する。最大送信試行回数または無線送信システムの長期信号対雑音比の少なくとも一方に基づいて、パケットに対する最適割り当て速度を決定し、最大送信試行回数または無線送信システムの長期信号対雑音比の少なくとも一方に基づいて、パケットに対する最適直角位相振幅変調セットを決定し、決定した最適割り当て速度または決定した最適直角位相振幅変調セットの少なくとも一方に基づいて、パケットに関する情報を送信する。]
[0010] また、本実施形態では、反復プロセスを用いて変調セットの最適割り当て速度及び最適スループットが決定される。反復プロセスには、変調セットから変調候補を決定する処理、ランダムに選ばれる候補の数、最大反復回数及びステップサイズを決定する処理、反復プロセスを用いて変調セットに対する最適割り当て速度及び最適スループットを決定する処理、を含む。また、反復プロセスには、決定したランダムに選ばれる候補の数に等しい候補の割り当て速度のセットを発生する処理、候補の割り当て速度のエラーレートを決定する処理、候補の割り当て速度のスループットを決定すること、最適割り当て速度及び最適スループットを決定する処理、最大反復回数に到達したか否かを判定する処理、最大反復回数に到達していない場合に反復プロセスを繰り返す処理、を含んでいる。決定した最適割り当て速度及び決定したスループットは出力される。]
[0011] 本発明のこれらおよびその他の利点は、以下の詳細な説明および添付の図面を参照することにより当業者であれば明白に理解できるであろう。]
図面の簡単な説明

[0012] 図1は本発明の無線送信システムの実施形態を示している。
図2は一般的な適応ハイブリッドARQプロセスを示している。
図3はランダムにパンクチャされたターボ符号のための並列チャネル符号化のシステムモデルの実施形態を示している。
図4はランダムパンクチャリングを備えたビットインターリーブ符号化変調のための並列チャネル符号化のシステムモデルの実施形態を示している。
図5はランダムパンクチャリングを備えたターボビットインターリーブ符号化変調における適応IRハイブリッドARQの等価並列チャネル符号化のシステムモデルの実施形態を示している。
図6は直交振幅変調の多重度を示すテーブルである。
図7は適応IRハイブリッドARQを用いた送信方法の実施形態を示すフローチャートである。
図8は適応IRハイブリッドARQのスループットを最適化方法の実施形態を示すフローチャートである。
図9はスループットの最大化方法の実施形態を示すフローチャートである。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 図9
実施例

[0013] 本発明は適応IRハイブリッドARQ無線送信システムのスループットの改善に関する。適応ハイブリッド自動再送要求(ARQ)方式は、無線システムにおける高信頼性及び高速パケット通信を実現するためのものである。本明細書で言う「適応」とは、異なる送信ブロックの通信速度が1つのハイブリッドARQプロセス内で変更できることを示している。特に、複数タイプの入力信号のための適応増加冗長性(IR)ハイブリッドARQが改善される。まず、ガウス入力(Gaussianインプット)及びターボ符号化変調について説明する。]
[0014] 適応IRハイブリッドARQのスループットは、再生報酬理論(renewal−reward theorem)に基づいて決定される。ガウス入力では、送信毎の誤り率が故障レートから得られる。ターボ符号化変調では、ビットインターリーブ符号化変調(BICM:Bit-Interleaved Coded Modulation)のランダムにパンクチャされたターボ符号集団(アンサンブル)にターボ符号理論を適用することで、エラーレートが送信ブロック毎に得られる。]
[0015] ハイブリッドARQのスループットを最大にする最適通信速度を求めるために、スループット最適化が実行される。ガウス符号化方式のスループットの最適化には勾配探索法(gradient search method)が用いられ、ターボ符号化システムのスループットの最適化には遺伝的アルゴリズムが用いられる。本明細書で示すシステム及び方法は、従来の非適応IRハイブリッドARQ(HARQ)及びチェイス合成よりも高いスループットを、IRハイブリッドARQ(HARQ)を用いることで提供する。]
[0016] スループットが適応IRハイブリッドARQに対して最適化されると、送信信号毎の最適な伝送速度が得られる。離散的直交振幅変調(QAM)変調では、IRハイブリッドARQプロセスにおける各ブロック送信の符号化ビットの最適長及び最適QAM変調方式は、スループット最適化問題を解くことで得られる。すなわち、送信機は、小規模なチャネルフィードバックを利用できなくても、長期信号対雑音電力比(SNR)を知っていれば、スループットを最大にできる。]
[0017] 図1は本発明の無線送信システム100の実施形態を示している。システム100は、送信機102と、1つまたは2つ以上の受信機104とを有する。送信機102は、1つまたは2つ以上のチャネル(例えば、並列論理チャネル、データチャネル等)を用いた信号(例えば、無線通信信号、フレーム、ブロック、シンボル、系列、シンボル系列等)の送信に適合した構成であればよい。受信機104は、送信機102から受信した信号の受信および/または処理に適合した構成であればよい。システム100は、それぞれ送信機102および/または受信機104と通信できる複数の制御装置106をさらに備えていてもよい。送信機102及び受信機104を用いる送信システム100は、受信機104から送信された情報(例えば、ACK、NACK、再送要求等)を、送信機102および/または制御装置106に転送する、1つまたは2つ以上のバックワード(例えばフィードバック)チャネルをさらに備えていてもよい。] 図1
[0018] 送信機102及び受信機104は、後述する方法に適合する送信機及び受信機を用いて実現すればよい。当業者であれば、システム100が他の構成要素も同様に備えていることを認識できよう。また、当業者であれば、これらの構成要素の適切な組み合わせにより、ここで説明するような発明が実施できることを理解できよう。例えば、後述する方法800の各ステップは、システム100における、制御装置106、送信機102、受信機104および/または他の装置、またはそれらの装置のどのような組み合わせを用いて実現してもよい。]
[0019] 送信機102、特に制御装置106は、変調器、エンコーダおよび/または図3〜5に関連して後述する割り当て器を含んでいてもよい。すなわち、送信機102および/または制御装置106は、以下の図7〜9に関連して詳細に説明する、速度の割り当て、信号の変調および/または情報の符号化に適合した構成であればよい。] 図3 図4 図5 図7 図8 図9
[0020] 制御装置106は、通常、コンピュータまたはコンピュータシステムが使用される。制御装置106には、該コンピュータまたはコンピュータシステムで用いられる、任意の構成要素または装置を含んでいてもよい。制御装置106には、該コンピュータまたはコンピュータシステムに接続されて用いられる、任意の構成要素または装置を含んでいてもよい。図1には明示していないが、制御装置106は、1つまたは2つ以上の中央処理装置、読み取り専用記憶装置(ROM)および/またはランダムアクセス記憶装置(RAM)を含んでいてもよい。制御装置106は、キーボードやマウスあるいはポインティングデバイス等の他の入力装置、データや情報を得るためのプリンタ等の出力装置、ユーザーや作業者に情報を表示するためのモニタ等の表示装置を含んでいてもよい。また、制御装置106には、ネットワーク環境において他のシステムコンポーネントとの通信を可能にするLANアダプタや通信ポート等の送信装置や受信装置、所要のデータや情報を格納する1つまたは2つ以上のデータベース、本発明の方法を実現する1つまたは2つ以上のプログラムまたは命令セット、および/または任意の周辺機器を含む他のコンピュータコンポーネントやコンピュータシステムを含んでいてもよい。] 図1
[0021] プログラム(例えば制御装置のソフトウェア)の各命令は、例えばROMからRAM、LANアダプタからRAM等のように、他の媒体から制御装置106のメモリへ読み込まれてもよい。本願明細書で説明する1つまたは2つ以上のプロセスステップは、プログラム内の命令のシーケンスにしたがって制御装置106に実行させてもよい。または、本発明のプロセスは、ハードワイヤード回路または集積回路を、ソフトウェア命令の代わりに、またはソフトウェア命令と組み合わせて実行してもよい。つまり、本発明の方法は、ハードウェア、ファームウェアおよび/またはソフトウェアの特定の組み合わせに限定して実現されるものではない。メモリには、ソフトウェアプログラムの実行時に、後述する本発明の方法を実現する制御装置用のソフトウェアが格納されればよい。本発明は、汎用のハードウェアサブシステムまたは専用の制御装置だけでなく、多種多様なプログラミング技法を用いて、多くの異なる方法で実現できることは、当業者であれば容易に理解できるであろう。]
[0022] プログラムは、圧縮、非コンパイルおよび/または暗号化フォーマットで保存してもよい。該プログラムには、オペレーティングシステム、データベース管理システム、制御装置によるコンピュータの周辺機器と他の装置/構成要素のインタフェースを可能にするデバイスドライバ等の有用な汎用プログラム要素を含んでいてもよい。適切な汎用プログラム要素は当業者に知られているため、ここでは、それらの詳細な説明は省略する。]
[0023] 制御装置106は、本願明細書で示す、速度の割り当て、信号の変調および/または情報の符号化が可能であればよい。当業者であれば理解されようが、本願明細書で示す構成や接続の概略図並びにその説明は、単なる具体例を示したものである。本実施形態において示唆する具体例の他に、どのような具体例を用いてもよい。]
[0024] 図2は一般的な適応ハイブリッドARQプロセス200を示している。長さKの情報系列202が、1つまたは2つ以上のブロック204a〜204Lで、符号化されて送信される(例えば図1の送信機102により)。長さN1のシンボル系列は、第1のブロック204aによって第1の速度R1で送信される。受信機(例えば図1の受信機104)が該系列の復号に失敗すると、再送要求と共にNACKが送信機102に返送される。送信機102は、第2の速度R2、長さN2のブロック204bで、元の情報を再度送るための符号化系列を送信する。また、再送要求を受けた送信機102は、受信機104がメッセージの復号に成功してACKを返送するまで、または最大送信数L(例えばブロック204L)に到達するまで、速度R3,R4,...,、ブロック長N3,N4,...,で元の情報を送るための符号化系列を送信し続ける。このとき、第l番目の送信後の平均通信速度は、] 図1 図2
[0025] ]
[0026] で与えられる。]
[0027] εlは復号誤りイベント、Dlを第l番目の送信後の復号成功イベントである。q(l)は第l番目の送信後の復号成功率であり、p(l)は第l番目の送信後の復号誤り率でありる。その場合、]
[0028] ]
[0029] 及び]
[0030] ]
[0031] となる。]
[0032] これに基づいて、]
[0033] ]
[0034] が得られる。]
[0035] ?はランダム報酬、例えば復号後にHARQプロセスが停止したときの送信情報量である。再生報酬定理(renewal-reward theorem)に基づいて、HARQのスループットは、η=E{?}/E{T}で与えられる。ここで、Tは、再帰イベントが連続して発生する、ランダムな送信時間(再生間隔)を示している(例えば各ハイブリッドARQプロセスの送信ブロック長)。情報ブロック長K及び1つのハイブリッドARQプロセスにおける最大送信数Lが与えられると、平均報酬は、]
[0036] ]
[0037] で与えられる。ここで、p(0)≡1である。]
[0038] 同様に、]
[0039] ]
[0040] で与えられる。]
[0041] また、HARQのスループットは、次式で与えられる。]
[0042] ]
[0043] これは、実効速度を]
[0044] ]
[0045] と定義することで簡略化でき、]
[0046] ]
[0047] となる。]
[0048] N1=N2=...=NL、r1=r2=...=rL=rのとき、HARQが非適応になると、非適応HARQのスループットは、]
[0049] ]
[0050] で与えられる。ここで、Rは第Lの送信後の平均速度である。]
[0051] 送信機102が、短期小規模チャネルフェージングではなく、長期信号対雑音比(SNR)を知っている実施形態は、オープンループのHARQプロセスと同様になる。一方、無線送信システム100が単入力単出力(SISO:Single Input Single Output)システムである実施形態では、SISOブロックフェージングチャネルが考慮される。]
[0052] ]
[0053] は、第l番目の送信中における、送信信号ベクトル、受信信号ベクトル及びバックグラウンドノイズベクトルを示している。送信シンボルxl,iは、シンボル当たりの平均信号パワーP=E{|xl、i|2}であるときの独立同分布(i.i.d.:independent and identically distributed)複素ガウスコードブックである。ノイズは、単位分散]
[0054] ]
[0055] を備えたi.i.d.複素ガウス分布である。第l番目の送信期間における受信信号は、yl=hlxl+nl(l=1,...,L)で記載できる。複素ガウス分布ランダム変数hl,hl〜NC(0,1)は、パワー|hl|2=glを有するハイブリッドARQプロセスによる第l番目の送信ブロック204a〜104Lにおけるチャネル利得である。レイリーフェージングチャネルモデル及びブロックフェージングチャネルモデルを考慮するが、チャネル利得hlは、少なくとも1つの送信中は同一であると仮定する。高速フェージング及び低速フェージングの2つのブロックフェージングシナリオを適用してもよい。高速フェージングでは、チャネル利得hlは、ある送信ブロック204a〜104Lから次の送信ブロック204a〜204Lまで個別に変化すると仮定する。低速フェージングでは、チャネル利得は全ARQプロセス中変化しない(例えばhl=h)が、新たなハイブリッドARQプロセスを開始したときは個別に変化すると仮定する。]
[0056] Ilは、第l送信中に受信した信号から蓄積される相互情報量である。したがって、チャネル符号化定理に基づくと、第l(lは任意)番目の送信後にIl<Rlの場合、復号誤りは0から遠ざかる。Il>Rlの場合、ブロック長]
[0057] ]
[0058] が無限大になるため、復号誤りが0になる。ここでは、各トランスミッションのブロック長が無限大と仮定する。したがって、誤りイベント及び成功イベントは、それぞれ]
[0059] ]
[0060] で定義される。]
[0061] 第l番目の送信中における故障率はPr(Il<Rl)である。第l送信中における復号誤り率p(l)は、p(l)=Pr(I1<R1,I2<R2,...,Il<Rl)であり、第l送信中における復号成功率q(l)は、q(l)=Pr(I1>R1,I2>R2,...,Il>Rl)である。]
[0062] 速度に対する制約はR1<R2<...<RLであり、平均蓄積情報量Ilの位数は決定されない。誤り率p(l)の計算は、lが増加するにしたがって複雑になる。]
[0063] 非適応HARQでは、Rl=R1/lのとき、誤り率p(l)=Pr(I1<Rl,2I2<Rl,...,lIl<Rl)が与えられる。平均相互情報量lIlは非減少順にある。したがって、非適応ハイブリッドARQの誤り率は、p(l)=Pr(lIl<Rl)=Pr(Il<Rl)となる。]
[0064] 適応HARQにおいて、clは第l番目の送信におけるシンボル当たりの平均相互情報量である。したがって、]
[0065] ]
[0066] 及び]
[0067] ]
[0068] となる。また、]
[0069] ]
[0070] がlまで非減少であるため、適応ハイブリッドARQの誤り率は、]
[0071] ]
[0072] または]
[0073] ]
[0074] となる。]
[0075] ブロックフェージングチャネルのSISOシステムでは、第l番目のブロックのみの平均相互情報量が、cl=log(1+glP)となる。したがって、適応IRハイブリッドARQの誤り率は、]
[0076] ]
[0077] であり、非適応IRハイブリッドARQの誤り率は、]
[0078] ]
[0079] である。]
[0080] 上述の誤り率により、適応IRハイブリッドARQのスループットは、]
[0081] ]
[0082] で得られる。レイリーフェージングを考慮しているため、フェージング利得glのパワーは指数分布を満たす。l=1におけるパケット誤り率は、]
[0083] ]
[0084] のように簡略化できる。]
[0085] SISOシステムは、多入力多出力(MIMO:Multiple Input Multiple Output)無線送信システムへ拡張してもよい。そのようなMIMOシステムにも図1の無線送信システム100を用いることができる。MIMOシステムは、nT個の送信アンテナ及びnR個の受信アンテナを備えている。そのようなシステムの第l番目の送信中における第n番目のタイムスロットにおいて、] 図1
[0086] ]
[0087] は受信信号ベクトル、]
[0088] ]
[0089] は送信信号ベクトル、]
[0090] ]
[0091] はノイズベクトルである(n−1,...,Nl)。Hlは、(m、n)のエントリhl,mnを有するnR×nT行列であり、hl,mn〜NC(0,1)である。MIMOシステムの受信信号モデルは、yl(n)=Ηlxl(n)+n(n)(n=1,...,Nl)で記述できる。但し、受信電力には、]
[0092] ]
[0093] の制約がある。]
[0094] SISOケースと同様に、MIMOシステムの適応IRハイブリッドARQの誤り率は、]
[0095] ]
[0096] で得られる。なお、clは、]
[0097] ]
[0098] で与えられる、第l番目のMIMOブロックフェージングチャネルの瞬時相互情報量である。SISOシステムと同様に、MIMOシステムの平均蓄積情報量]
[0099] ]
[0100] も非減少である。したがって、MIMO適応IRハイブリッドARQのパケット誤り率は、]
[0101] ]
[0102] で得られる。]
[0103] 非適応IRハイブリッドARQでは、再送レートが元の送信と同じである。そのため、第l番目の送信後のパケット誤り率は、]
[0104] ]
[0105] で与えられる。]
[0106] 上述した異なるハイブリッドARQ方式のスループットの式及びブロックエラーレートの式により、ハイブリッドARQプロセス全体の平均スループットは、各送信に対する割り当て速度を最適化することで最大にできる。ガウス入力を持つ適応IRハイブリッドARQのスループット最適化は、]
[0107] ]
[0108] に簡略化でき、そのスループットは上述した式で得られる。]
[0109] 上述した最適化問題は非線形であり、積分(例えば、p(l)を得るための)を伴うため、解けないことが分かる。そこで、代わって数値法を用いる。ここでは、勾配降下探索アルゴリズム(gradient descent search algorithms)を用いる。適応IRハイブリッドARQにおいて、r=[r1,...rL]Tを定義する。最適な割り当て速度rは、r(n)=r(n-1)+μn∇rηを反復して計算することで算出できる。ここで、∇rη=[∂η/∂r1,...,∂η/∂rL]Tであり、μnはより良好な性能及び高速収束性を実現する値であることが重要である。]
[0110] SISOシステムにおいて、ハイブリッドARQプロセスを使用しない最大平均スループットの最適速度は、]
[0111] ]
[0112] で得られる。]
[0113] 本実施形態において、無線送信システム100は、独立した複数のブロックフェージングチャネルによって信号を送信するターボ符号化単一アンテナトランシーバシステムである。K情報ビットのブロックは、まず速度r0=K/nでターボ符号により符号化される。割り当て速度に基づいて、該符号化ビットはインターリーブされ、n1個の符号化ビットへランダムにパンクチャされる。パンクチャード符号語は、直交振幅変調(QAM)コンステレーションを用いてn1/M1シンボルのブロックで変調される。ここで、2M1はコンステレーションサイズである。受信信号モデルは]
[0114] ]
[0115] で記述できる。受信機104が復号を失敗した場合、ARQ要求時に、第1の送信で送信されなかった、インターリーブされた符号化ビットの残りがn2の符号化ビットにパンクチャされ、第2の送信の割り当て速度にしたがってn2/M2のQAMシンボルに変調される。ARQ要求時、送信機102は、第l番目の送信のためのMlQAM変調を用いて、符号化ビットの残りのnlビットを送信する。最大再送数はLである。]
[0116] 図3はランダムにパンクチャされたターボ符号のための並列チャネル符号化のシステムモデル300の実施形態を示している。システムモデル300は、本発明の無線送信システム100の詳細な実施形態を示している。送信機102は、ターボ符号器302及び速度割り当て器304を含む。送信機102は、複数の並列チャネル306a,306b,...,306Qを用いて情報を送信する。受信機104は、並列チャネル306a〜306Qを用いて情報を受信し、ターボ復号器308に供給する。] 図3
[0117] バイナリIRハイブリッドARQのためのランダムにパンクチャされたターボ符号は、異なる符号化ビットをQ個の個別の離散並列チャネルに、確率αq(q=1,...,Q)でランダムに割り当てるものとみなすことができる。確率αqはチャネルqに対する割り当て速度と呼ばれる。したがって、第q番目のチャネルの符号化率はrq=R/αqである。符号化定理は、Bhattacharyyaノイズパラメータγq及び母ターボ符号集団しきい値c[C]0によって特徴づけられる。第q番目のチャネルのBhattacharyyaノイズパラメータγqは、]
[0118] ]
[0119] で定義される。ここで、pq(y|b)(b=±1)は、バイナリ入力bのチャネル遷移率を表わす。実数値γq∈[0,1]は、バイナリ入力チャネルのノイズの多さを示している。極値γq=1では、チャネルのノイズが多いため、通信できなくなる。]
[0120] ターボ符号集団[C]のしきい値c0[C]は、]
[0121] ]
[0122] で定義される。ここで、]
[0123] ]
[0124] は平均重み計数子(AWE:Average Weight Enumerator)である。すなわち、重みh及びDNを有する平均符号語数は、DN→∞及びDN/N∈→0∀∈>0等の数列となる。]
[0125] ターボ符号では復号誤りが徐々に改善される。すなわち、N→∞、及び]
[0126] ]
[0127] になると、復号誤りが0になる。したがって、単一チャネルのターボ符号集団の符号化定理は、Bhattacharyyaノイズパラメータγが]
[0128] ]
[0129] を満たすとき、ターボ符号集団の復号誤りが徐々に改善される。]
[0130] バイナリIRハイブリッドARQでは、1つのハイブリッドARQプロセスの異なるブロックで送信される信号が直交する。したがって、各送信は、独立した並列チャネルのうちの1つを用いて送るとみなせる。ターボ符号集団の符号化定理は、並列チャネルで送信するランダムにパンクチャされたターボ符号集団へ拡張される。それは、以下のように要約される。]
[0131] 符号集団[C]は、割り当て速度{αq}で、送信機102により並列チャネル306a,306b,...,306Qで送信される。また、平均ML復号語誤り率は、]
[0132] ]
[0133] であるとき、]
[0134] ]
[0135] となる。ここで、γqは上述したBhattacharyyaノイズパラメータである。]
[0136] ビットインターリーブ符号化変調(BICM)と同様に、ランダム割り当て及びランダムパンクチャリングを伴う等価モデルが、図4に示すようなターボBICMで使用される。] 図4
[0137] 図4は、ランダムパンクチャリングを備えたビットインターリーブ符号化変調のための、並列チャネル符号化のシステムモデル400の実施形態を示している。システムモデル400は、本発明の無線送信システム100の詳細な実施形態を示している。送信機102は、ターボ符号器402及び速度割り当て器404を含む。送信機102は、複数の並列チャンネル406a〜406Mを用いてλNビットを送信する。受信機104は、並列チャネル406a〜406Mを用いて情報(例えば、変調22mへマッピングした2m並列チャネル)を受信する。仮想チャネル408(例えば、(1−λ)Nビットを備える)はパンクチャードチャネルである。] 図4
[0138] 送信されたBICM部は、確率λで、並列チャネル406a〜406Mにランダムに割り当てられた2mバイナリ入力によってモデル化される。直交2次元QAM変調を考慮すると、各次元は独立したPAM変調となる。したがって、1次元PAMケースのみを考慮すればよい。したがって、m=(1/2)log2Mを得る。そのため、2m個の並列チャネルに代わってm個の並列チャネル406a〜406Mを考慮できる。各チャネルは、PAM変調信号セットSの特定のバイナリビットの送信に用いられる(例えば、第q番目のチャネルは、PAM変調のmビットセットの第q番目のビット用である)。各チャネルにおいて、速度割り当て器404で使用する割り当て速度はαq=λ/mであり、Bhattacharyyaノイズパラメータはγqである。送信されていないパンクチャード符号化ビットは、Bhattacharyyaノイズパラメータγm+i=1を備える、第(m+1)番目のチャネルを用いて送信される。]
[0139] SはPAM信号セットであり、Sqbは、第q番目のチャネルにビットbを持つ全てのシンボルに対するSのサブセットである。QAM変調のM個のシンボルが等しいと仮定すると、シンボルxがx∈Sbqである確率は1/2m-1となる。PAM変調における第q番目のビットの遷移率p(y|x)は、]
[0140] ]
[0141] となる。また、m−ビットPAM変調のq番目のチャネルのBhattacharyyaノイズパラメータは、]
[0142] ]
[0143] となる。]
[0144] BICMでは、各バイナリ入力成分チャネルも条件付きの相互情報量]
[0145] ]
[0146] で特徴づけることができる。パンクチャード符号化ビットの第(m+1)番目の成分チャネルは、]
[0147] ]
[0148] となる。]
[0149] 速度r0のパンクチャードターボ符号集団[C]は、パンクチャレート(1−λ)のmビットPAM変調を用いて送信される。パンクチャ平均ML復号語誤り率は、]
[0150] ]
[0151] ]
[0152] のとき、]
[0153] ]
[0154] となる。但し、αq=λ/m、q=1,...,m、αm+1=1−λである。]
[0155] ξ[C]は、符号集団[C]の平均重みスペクトルの関数であり、バイナリランダム符号集団とターボ符号集団間の速度差(または速度損失)の下限を示す。]
[0156] ]
[0157] または]
[0158] ]
[0159] を満たさないとき、処理の停止が発生する。]
[0160] 図5は、ランダムパンクチャリングを備えたターボビットインターリーブ符号化変調における適応IRハイブリッドARQの等価並列チャネル符号化のシステムモデル500の実施形態を示している。システムモデル500は、本発明の無線送信システム100の詳細な実施形態を示している。送信機102は、ターボ符号器502及び速度割り当て器504を含む。送信機102は、複数の並列チャネル506a〜506Qで情報を送信する。受信機104は、並列チャネル506a〜506Qで情報を受信する。仮想チャネル508(例えば(1−Σλl)Nビットを備える)はパンクチャードチャネルである。] 図5
[0161] システムモデル500は、最大L回の送信のための適応ハイブリッドARQを備えたターボ符号化システムを示している。第l番目の送信において、シンボル当たり2mlビットのMl−QAM変調が用いられる。ターボ符号化BICMと同様に、図5は、(L+1)の並列チャネルセットで送信する、パンクチャードターボ符号モデルを用いたL回の送信を示している。ハイブリッドARQにおけるL回の送信は、2ml(l=1,...,L)チャネルを備えた1つの並列チャネルセットによってモデル化される。第(L+1)番目のチャネルセットには、まだ送信されていない残りのパンクチャードビット用の1つのチャネルのみが含まれる。] 図5
[0162] 速度r0=K/nのバイナリランダム符号は、シンボル当たり2miビット(i=1,...,l)のMiシンボルセットSiの変調を適用した、第i番目のブロックにλinビットを備えたl個の直交ブロックで送信される。]
[0163] 平均ML復号語誤り率は、]
[0164] ]
[0165] のときに0に向う。]
[0166] マザーレートr0のターボ符号集団[C]は、第i番目のブロックにλinビットを持つl個の直交ブロックと、Mi個のシンボルを備えた変調セットSi及びmi=(1/2)log2(Mi)(i=1,...,l)を用いて送信される。]
[0167] ターボ符号化IRハイブリッドARQの平均ML復号語誤り率は、]
[0168] ]
[0169] 及び]
[0170] ]
[0171] のときに0に向う。但し、]
[0172] ]
[0173] である。]
[0174] 以上説明した手法を用いることで、無線送信システム100のスループットを最適化できる(例えば、図7〜9に関連して下記で説明する方法等を用いることで)。第l番目の送信の実効速度rl=r0(λl/2ml)-1が与えられると、ターボ符号システムにおけるL回の送信時の適応IRハイブリッドARQのスループットは、] 図7 図8 図9
[0175] ]
[0176] で得られる。]
[0177] 適応IRハイブリッドARQのブロック誤り率p(l)は、]
[0178] ]
[0179] となる。ほぼ全てのエラーイベントでは上記の両方の不等式を満たすため、]
[0180] ]
[0181] を用いてγq、iが検出される。但し、]
[0182] ]
[0183] である。]
[0184] γq、iは解析的な手法で得られないため、数値積分法を用いてPTC,AIR(l)及びγq,iを検出する。該積分を簡単にするために、γq,iに上限値を設定してPTC,AIR(l)を効率的に算出する。例えば、]
[0185] ]
[0186] で得る。但し、d2(x、z)は、あるコンステレーションにおけるシンボルxとシンボルz間のユークリッド距離を表わしている。γq,iの平均値は、]
[0187] ]
[0188] となる。但し、(dmin(i))2は、コンステレーションセットSiの2つのシンボル間の最小ユークリッド距離であり、An(i)は、該距離(ndmin(i))2を持つシンボルペア数である。その結果、]
[0189] ]
[0190] が得られる。]
[0191] 図6は、QPSK、16QAM及び64QAMを含む直交振幅変調の多重度Anを示すテーブル600である。SΝRが高いとき、(dmin(i))がγq,iの決定に支配的となる。したがって、第l番目のブロックの平均ノイズパラメータは、] 図6
[0192] ]
[0193] に簡略化できる。]
[0194] ターボ符号化適応IRハイブリッドARQのスループット最適化は、スループットを最大にする最適割り当て速度{λl*}l=1Lおよび変調セット{ml*}l=1Lを検出することであり、それは、]
[0195] ]
[0196] で要約できる。ここで、スループットは、]
[0197] ]
[0198] となり、上述したPTC,AIR(l)にしたがうブロック誤り率p(l)を備えている。なお、ここでは利用可能な3つの変調方式として、QPSK、16QAM及び64QAMを例示したが、他の変調方式を用いてもよい。]
[0199] 非適応IR及びCCハイブリッドARQにおいて、λ1=λ2=...=λL及び変調m1=m2=...=mL=mである。したがって、スループットは、]
[0200] ]
[0201] となる。但し、誤り率は、]
[0202] ]
[0203] 及び]
[0204] ]
[0205] である。γq、NAIRは]
[0206] ]
[0207] である。プレ復調結合(pre-demodulation combining)を考慮すると、]
[0208] ]
[0209] となる。]
[0210] ガウス符号化ハイブリッドARQのスループット最適化と同様に、本最適化も上述した勾配探索法を用いて解くことができる。]
[0211] ]
[0212] は、連続変数及び離散変数を持つ混合整数非線形最適化問題(mixed-integer nonlinear optimization problem)となる。ハイブリッドARQプロセスにおける長期平均受信パワーP及び最大送信数Lが与えられると、本最適化は以下の2つのステップを含む。]
[0213] まず、所定の系列{ml}l=1L∈{(1,2,3)L}では、スループットを最大にする最適割り当て速度が、]
[0214] ]
[0215] で見つかる。但し、]
[0216] ]
[0217] 及び]
[0218] ]
[0219] である。ここで、pはλおよびmの関数である。]
[0220] 続いて、3Lの候補系列{ml}∈{(l,2,3)L}の全てを列挙することでηTC(m)を最大にする最適なm*を見つける。その結果、最適な割り当て速度は、λ*=λ’(m*)となる。]
[0221] しかしながら、{λ}の制約により勾配探索法を用いて上述の第1のステップの最適化を解くのは容易ではない。図9は所定の変調セットmに対する最適割り当て速度を取得するための遺伝的アルゴリズムの一例を示している。] 図9
[0222] 図7は、適応IRハイブリッドARQを用いた送信方法700の実施形態を示すフローチャートである。送信方法700は、無線送信システム100、特に制御装置106で実行される。例えば、送信機102は、ここで説明する方法700を実行するのに適合した構成である。該方法はステップ702から開始される。] 図7
[0223] ステップ704において、情報系列が符号化される。該情報系列は、送信機102、符号器302、符号器402および/または符号器502によって符号化される。系列bは、a(n,k)チャネル符号によって符号化され、長さ(n)の符号語が形成される。]
[0224] ステップ706において、長期信号対雑音比を受信する。SNR Pは受信機104または他の領域で受信してもよい。このとき、送信機102がSNR Pを決定してもよい。]
[0225] ステップ708において、最大送信数が決定される。図1に関連して説明したように、最初の送信の最大送信数Lは、ユーザーの入力により事前に定義してもよく、他の適切な方法で決定してもよい。] 図1
[0226] ステップ710において、最適割り当て速度及び最適変調セットが決定される。ハイブリッドARQプロセスは、ステップ706及び708で決定したSNR P及び最大送信数Lに基づいて、最適割り当て速度{λl}及び最適変調セット{Ml−QAM}を決定する。最適割り当て速度及び最適変調セットの決定方法は既に説明しているが、以下の図8及び9に関連する説明でも記述する。] 図8
[0227] 本実施形態では、ハイブリッドARQの最適化された通信速度を示す表を(例えば、送信機102またはプロセッサ106のメモリ等に)保存する。実際のQAM方式では、複数のSNR P及び複数の最大送信数Lの代わりに、チャネル符号に対する最適化された割り当て速度{λl}及び最適化された変調セット{Ml−QAM}が保存される。]
[0228] ステップ712において、符号化ビットが符号語に割り当てられる。ステップ710で決定した割り当て速度{λl}に基づいて、符号化ビットは、ハイブリッドARQプロセスにおけるnλlビットを含む第l番目の系列を備えた、後続する再送用の長さ(n)の符号語が割り当てられる。長さ(n)の符号化系列は、例えば長さnλlビットを持つ(L+1)セットに分割される(l=1,...,L)。残りの符号化ビットは第(L+1)番目のセットに割り当てられる。]
[0229] ステップ714において、該ビットがシンボルに変調される。本実施形態では、nλl(l=1〜L)ビットは、Ml−QAMシンボルに変調される。]
[0230] ステップ716において、最大送信数Lに到達したか否かが判定される。第1の送信に対する初期化l=1により、現在の送信数の状態(l)が決定される。lがLよりも大きい場合、方法700ではステップ718に移行して該方法を終了する。lがLより小さいか等しい場合、方法700ではステップ720に移行して変調されたシンボルを送信する。]
[0231] 該変調されたシンボルはステップ714で変調されたシンボルである。(λln/log2Ml)Ml−QAM変調されたシンボルが(例えば、送信機102により)送信される。]
[0232] ステップ722において、肯定応答を受信したか否かが判定される。ステップ720の送信に対して肯定応答(ACK)を受信した(例えば受信機104から送信機102で)場合、方法700ではステップ718に移行する。すなわち、送信したメッセージの復号に成功したことを示すACKを受信した場合、方法700ではステップ718に移行して処理を終了する。否定応答(例えばNAK)を受信するか、または何ら返答が無い場合、方法700ではステップ716の処理に戻って再送を試みる。]
[0233] 図8は適応IRハイブリッドARQのスループットを最適化方法800の実施形態を示すフローチャートである。該方法800は、無線送信システム100、特に送信機102、プロセッサ106および/または速度割り当て器304、404、504によって実行できる。方法800は、適応IRハイブリッドARQの速度最適化を示しており、上述した方法700のステップ710における最適割り当て速度の決定に用いることができる。方法800はステップ802から開始される。] 図8
[0234] ステップ804において、変調セットが選択される。変調セットは、上述したように{(QPSK,16QAM,64QAM)L}のセットで提供される変調セット{Ml−QAM}であればよい。]
[0235] ステップ806において、ステップ804で選択された変調セットのスループットのための割り当て速度が最大化される。本実施形態では、図9に関連して後述する方法を用いて割り当て速度が最大化される。もちろん、他の遺伝的手法(例えばアルゴリズム)または他のアルゴリズムを用いて最適割り当て速度を決定してもよい。] 図9
[0236] ステップ808において、ステップ804で選択された変調セットの全てについて最適割り当て速度が得られたか否かが判定される。最適割り当て速度がステップ804で選ばれた変調セットの全てについて得られていない場合、方法800では、ステップ804の処理に戻って変調セットが選択される。最適割り当て速度がステップ804で選ばれた変調セットの全てについて得られている場合、方法800ではステップ810に移行して、最大のスループットに対応する割り当て速度及び変調セットが選択される。すなわち、最良の割り当て速度及び変調セットが選択される。方法800はステップ812で終了する。]
[0237] 図9はスループットの最大化方法900の実施形態を示すフローチャートである。本実施形態では、方法900は、方法800のステップ806で示した、スループットを最大にする所定の変調セットに対する割り当て速度を最適化するのに用いることができる。方法900は、適応ハイブリッドARQの速度最適化を解く遺伝的(例えば逐次的)アルゴリズムである。方法900は、無線送信システム100、特に送信機102、プロセッサ106、および/または速度割り当て器304、404、504によって実行できる。方法900はステップ902から開始される。] 図9
[0238] ステップ904において、変調方式が決定される。すなわち、変調セット(例えば方法800のステップ804で選択された変調セット)が与えられると、変調候補{ml}が決定される。例えば、ml=log2Ml/2(l=1,...1L)で決定する。]
[0239] ステップ906において、方法900が初期化される。ランダムに選択される候補数T、最大反復回数Q及びステップサイズμが初期設定される。]
[0240] ステップ908において、割り当て速度セットが生成される。割り当て速度セットTは、λt(q=0)=[λt,1(0),...,λt,L(0)]T(t=1,...T)でランダムに生成する。但し、]
[0241] ]
[0242] である。]
[0243] ステップ910において、エラーレートが算出される。q=0から始まり、候補となる割り当て速度及び変調セット{λt,1(q),ml}が与えられると、エラーレートは、上述したように]
[0244] ]
[0245] で求められる。]
[0246] ステップ912において、スループットが決定される。スループットは、上述したように]
[0247] ]
[0248] で算出できる。]
[0249] ステップ914において、最良のスループットが決定される。現在の(第q番目の)反復処理におけるスループットを、先の(第(q−1)番目の)反復処理におけるスループットと比較する。現在の反復処理におけるスループットが先の反復処理におけるスループットよりも高い場合、現在の処理結果が保持される。そうでない場合、現在のスループット及び割り当て速度を、先のスループット及び割り当て速度に置き換える。すなわち、ηt(q)<ηt(q-1)のとき、ηt(q)←ηt(q-1)及びλt(q)←λt(q-1)となる。]
[0250] ステップ916において、最適スループット及び対応する割り当て速度が検出される。最適スループット及び対応する割り当て速度は、λ*(q)=argmaxηt(q)のようにT個の候補の中から検出される。]
[0251] ステップ918において、割り当て速度が更新される。割り当て速度λt(q-1)は、]
[0252] ]
[0253] 及び]
[0254] ]
[0255] にしたがって]
[0256] ]
[0257] に更新される。なお、t1−t4は、{1,...,T}からランダムに選ばれた整数である。このようにして、最適割り当て速度がランダム化され、それ以降の割り当て速度が第(q+1)番目の反復処理により形成される。]
[0258] ステップ920において、カウンタがq=q+1となるようにインクリメントされる。ステップ922において、最大反復数に到達したか否かが判定される。最大反復数に到達していない場合(例えばq<Q)、方法900ではステップ910の処理に戻って反復番号が1だけインクリメントされ、エラーレートが求められる。]
[0259] 最大反復数に到達している場合(例えばq≧Q)、方法900ではステップ924に移行して最適割り当て速度及び最適スループットが出力される。所定の変調セット{Ml}(例えば上述の方法800のステップ804で選択された変調セット)の最適割り当て速度λ*(Q)及びスループットは、(例えば、送信機102、プロセッサ106)に出力され、表または他のルックアップ可能な形式で保存される。]
[0260] 以上、QAM変調として、QPSK、16QAM及び64QAMを例にして説明しているが、当業者であればその他の変調方式を用いることができることが理解されよう。また、方法900は、バイナリチャネル符号としてターボ符号を例にして説明しているが、畳み込み符号、低密度パリティチェック(LDPC)符号、他の変調設定等、その他の適切な符号を使用してもよい。]
[0261] 上述した「発明を実施するための詳細な説明」は、具体例および典型的な例を示したものであり、本発明の範囲は、それらの記述に限定するものではなく、本明細書に開示された本発明の範囲は、請求項に記載の範囲によって理解されるものである。本明細書に示され記載された実施形態は本発明の原理を例示しているにすぎず、本発明の範囲および精神から逸脱することがない範囲内で種々の変更が当業者により実行されてもよい。当業者であれば、本発明の範囲および思想から逸脱することなく、種々の他の特徴の組み合わせを実現できると思われる。]
权利要求:

請求項1
無線適応ハイブリッド自動再送要求送信システムにおけるパケット送信方法であって、最大送信試行回数または無線送信システムの長期信号対雑音比の少なくとも一方に基づいて、パケットに対する最適割り当て速度を決定するステップ、最大送信試行回数または無線送信システムの長期信号対雑音比の少なくとも一方に基づいて、パケットに対する最適直角位相振幅変調セットを決定するステップ、決定された最適割り当て速度または決定された最適直角位相振幅変調セットの少なくとも一方に基づいて、前記パケットに関する情報を送信するステップ、を有する方法。
請求項2
最大送信試行回数を決定するステップ無線送信システムの前記長期信号対雑音比を決定するステップ、をさらに有する請求項1記載の方法。
請求項3
決定された最適割り当て速度に基づいて符号語に符号化ビットを割り当てるステップ、直交振幅変調を用いて符号語を直交振幅変調シンボルのブロックに変調するステップ、をさらに有し、パケットに関する情報を送信するステップは、直交振幅変調シンボルのブロックの送信を含む請求項1記載の方法。
請求項4
変調セットを決定するステップ、遺伝的プロセスを用いて変調セットに対する最適割り当て速度を決定するステップ、変調セットに対して決定された最適割り当て速度が、該変調セットのスループットを最大にするか否かを判定するステップ、をさらに有する請求項1記載の方法。
請求項5
遺伝的プロセスを用いて変調セットに対する最適割り当て速度を決定するステップは、変調セットから変調候補を決定するステップ、ランダムに選ばれる候補の数、最大反復回数およびステップサイズを決定するステップ、遺伝的プロセスを用いて変調セットに対する最適割り当て速度及び最適スループットを決定するステップ、を含む請求項4記載の方法。
請求項6
遺伝的プロセスを用いて変調セットに対する最適割り当て速度及び最適スループットを決定するステップは、(a)決定された、ランダムに選ばれる候補の数に等しい候補の割り当て速度のセットを発生するステップ、(b)候補の割り当て速度のエラーレートを決定するステップ、(c)候補の割り当て速度のスループットを決定するステップ、(d)最適の割り当て速度および最適スループットを決定するステップ、(e)最大反復回数に到達したか否かを判定するステップ、前記最大反復回数に到達していない場合にステップ(b)からステップ(e)を実行するステップ、を含む請求項5記載の方法。
請求項7
決定された最適割り当て速度を出力するステップ、決定されたスループットを出力するステップ、を含む請求項6記載の方法。
請求項8
プロセッサによって実行可能なプログラム命令が格納された機械読み取り可能な媒体であって、該命令が、最大送信試行回数または無線送信システムの長期信号対雑音比の少なくとも一方に基づいて、パケットに対する最適割り当て速度を決定するステップと、最大送信試行回数または無線送信システムの長期信号対雑音比の少なくとも一方に基づいて、パケットに対する最適直角位相振幅変調セットを決定するステップと、決定された最適割り当て速度または決定された最適直角位相振幅変調セットの少なくとも一方に基づいて、パケットに関する情報を送信するステップと、を定義できる機械読み取り可能な媒体。
請求項9
前記命令が、最大送信試行回数を決定するステップと、無線送信システムの長期信号対雑音比を決定するステップと、をさらに定義する請求項8記載の機械読み取り可能な媒体。
請求項10
前記命令が、決定された最適割り当て速度に基づいて符号語に符号化ビットを割り当てるステップと、直交振幅変調を用いて、符号語を直交振幅変調シンボルのブロックに変調するステップと、をさらに定義し、パケットに関する情報を送信するステップは、直交振幅変調シンボルのブロックを送信するステップを含む請求項8記載の機械読み取り可能な媒体。
請求項11
前記命令が、変調セットを決定するステップと、遺伝的プロセスを用いて変調セットに対する最適割り当て速度を決定するステップと、変調セットに対する決定された最適割り当て速度が、該変調セットのスループットを最大にするか否かを判定するステップと、をさらに定義する請求項8記載の機械読み取り可能な媒体。
請求項12
遺伝的プロセスを用いて変調セットに対する最適割り当て速度を決定する命令が、変調セットから変調候補を決定するステップと、ランダムに選ばれる候補の数、最大反復回数およびステップサイズを決定するステップと、遺伝的プロセスを用いて変調セットに対する最適割り当て速度および最適スループットを決定するステップと、をさらに定義する請求項11記載の機械読み取り可能な媒体。
請求項13
遺伝的プロセスを用いて変調セットに対する最適割り当て速度および最適スループットを決定する命令が、(a)決定された、ランダムに選ばれる候補の数に等しい候補の割り当て速度セットを発生するステップと、(b)候補の割り当て速度のエラーレートを決定するステップと、(c)候補の割り当て速度のスループットを決定するステップと、(d)最適割り当て速度および最適スループットを決定するステップと、(e)最大反復回数に到達したか否かを判定するステップと、最大反復回数に到達していない場合にステップ(b)からステップ(e)を実行するステップと、をさらに定義する請求項12記載の機械読み取り可能な媒体。
請求項14
前記命令が、決定された最適割り当て速度を出力するステップと、決定されたスループットを出力するステップと、をさらに定義する請求項13記載の機械読み取り可能な媒体。
請求項15
パケット送信用の無線適応ハイブリッド自動再送要求送信システムであって、最大送信試行回数または無線送信システムの長期信号対雑音比の少なくとも一方に基づいて、パケットに対する最適割り当て速度を決定する手段と、最大送信試行回数または無線送信システムの長期信号対雑音比の少なくとも一方に基づいて、パケットに対する最適直角位相振幅変調セットを決定する手段と、決定された最適割り当て速度または決定された最適直角位相振幅変調セットの少なくとも一方に基づいて、パケットに関する情報を送信する手段と、を有するシステム。
請求項16
最大送信試行回数を決定する手段と、無線送信システムの長期信号対雑音比を決定する手段と、をさらに有する請求項15記載のシステム。
請求項17
決定された最適割り当て速度に基づいて符号語に符号化ビットを割り当てる手段と、直交振幅変調を用いて、符号語を直交振幅変調シンボルのブロックに変調する手段と、をさらに有し、パケットに関する情報を送信する手段は、直交振幅変調シンボルのブロックを送信する手段を有する請求項15記載のシステム。
請求項18
変調セットを決定する手段と、遺伝的プロセスを用いて変調セットに対する最適割り当て速度を決定する手段と、変調セットに対する決定された最適割り当て速度が、該変調セットのスループットを最大にするか否かを判定する手段と、をさらに有する請求項15記載のシステム。
請求項19
遺伝的プロセスを用いて変調セットに対する最適割り当て速度を決定する手段は、変調セットから変調候補を決定する手段と、ランダムに選ばれる候補の数、最大反復回数およびステップサイズを決定する手段と、遺伝的プロセスを用いて変調セットに対する最適割り当て速度および最適スループットを決定する手段と、をさらに有する請求項18記載のシステム。
請求項20
遺伝的プロセスを用いて変調セットに対する最適割り当て速度および最適スループットを決定する手段は、決定された、ランダムに選ばれる候補の数に等しい候補の割り当て速度のセットを発生させる手段と、候補の割り当て速度の誤り率を決定する手段と、候補の割り当て速度のスループットを決定する手段と、最適割り当て速度および最適スループットを決定する手段と、最大反復回数に達したかどうかを判定する手段と、前記決定された最適割り当て速度を出力する手段と、決定されたスループットを出力する手段と、を有する請求項19記載のシステム。
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